公益事業

1 九州防災エキスパート会活動支援事業(協働)

 九州の防災態勢の強化を図るため、九州地方整備局OBによる防災支援ボランティア組織である九州防災エキスパート会の活動を支援しています。この会では、会員がこれまで培ってきた防災の知識・技術を生かして、様々な活動を行っています。
 平成27年度に新たに35名の会員が加わり、平成27年12月現在の会員数は423名です。

1.災害時の活動

 災害時に現場に出動し被災箇所の調査・復旧工法の指導などを行っています。2006年の川内川豪雨ではのべ60人、2012年の九州北部豪雨ではのべ200人の会員が災害出動しています。

2015年6月、梅雨前線が九州南部に長期間停滞し、鹿児島県内の多くの観測地点で月降水量の記録を更新する大雨になりました。(参考:鹿児島市@ 1 3 0 0 . 5ミリ( 2 0 1 5 年6月)、A1054.5ミリ(1993年7月))この雨で垂水市の深港川で土石流が発生し、国道220号の橋梁が被害を受け通行止めになりました。
 ふたたび土石流が発生するおそれがあったため、復旧工事期間中の土・日のべ4日間、九州防災エキスパート会の会員が現地の監視活動にあたりました。

 8月25日には台風15号が熊本県荒尾市に上陸しました。
 上陸直前の勢力が955hPaと強かったため、強風による倒木・農作物への被害などはあったのですが、雨による影響は小さく、大きな災害には至りませんでした。
 しかし、全国的には9月に鬼怒川・吉田川等が氾濫して甚大な被害を及ぼした「平成27年9月関東・東北豪雨」が発生するなど、改めて風水害の恐ろしさを痛感させられる年でした。


2.平常時の活動

 九州地方整備局の水防演習・防災訓練・堤防合同巡視などに参加し、また地方自治体・水防団などの水防工法の指導や防災担当者などを対象とした出前講座も行っています。
 5月17日に小城市牛津町の河川敷で六角川・嘉瀬川・松浦川総合水防演習があり、防災エキスパート会の会員が水防団の指導、水防工法の解説を行いました。


2 防災ボランティア活動等支援事業

 NPOや市民団体等がボランティアとして災害時に実施する要援護活動や復旧活動に対し、安全確保のための装備品の支援、平常時においては、市民の防災への意識向上、災害等への関心を高めるために講習、研修・訓練等の活動を行い、ボランティアの育成とともに資質の向上を図るNPOや市民団体等の活動等を支援しています。
 平成27年度は昨年に引き続き、九州北部豪雨で被害を受けたうきは市を支援しました。内容は復旧から復興へ向けボランティアとして参加した活動に支援を行いました。


3 被災地への復旧支援事業

 本事業は災害時における被災地の復旧支援を目的としています。
 平成27年度は、復旧支援活動はありませんでしたが、効果的な災害支援の調査・検討等を踏まえ、来年度以降、復旧支援活動を行う予定としています。


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