公益事業

2 環境(体験)学習による人材育成活動等支援事業

 小・中学生とその家族を対象に、水辺を遊びの場、自然体験の場、自然環境調査の場というイベントを開き、参加した小・中学生とその家族に、川遊び、自然観察、環境(生物、水質)調査等の学習を通じて、河川環境保全の重要性を啓発するとともに、河川をフィールドとして活動する人材を育成しているNPO等やボランティア団体と地域の住民が連携する活動を支援しています。
  平成27年度は、「川を体験する諸活動事業」や環境保全活動等の9事業を支援しました。


ラブリバー団体支援
 姶良川河川愛護会
【事業の内容】
  • 稚アユの放流
  • うなぎの放流
  • 姶良川河川クリーン作戦
  • 作文・図画ポスターコンクール開催
【事業の効果】
 クリーン作戦では、開催前から日程等の問合せがあり、町内外から関心も高く、家族連れや子ども達など多くの参加者があった。
 作文・図画ポスターは、町内の文化祭や水辺館等の施設内に展示し、来場者の方々に大変喜ばれた。
彦山川等河川環境保全活動事業
 田川ふるさと川づくり交流会
【事業の内容】
  • 環境学習活動(ダカッパ学校)開催
  • 現地研修会(本明川)実施
  • 花壇植栽(彦山川河川敷)実施
  • 水生調査、鮭の稚魚放流 他
【事業の効果】
 小学生を対象にした環境学習や出前講座、鮭の稚魚放流では日頃から川を大切にする気持ち等の河川環境保全や美化意識を養うことができた。
 河川敷に整備した花壇により華やかな河川空間となり、そのことがゴミの不法投棄を抑制し、地域住民に本交流会活動のPRにもつながった。
山・川・海をつなぐ自然体験学習及び
環境保全活動事業
 特定非営利活動法人 天明水の会
【事業の内容】
  • 炭焼き体験学習
  • 下草刈り体験学習
  • 環境学習 in 緑川河口域
【事業の効果】
 この事業を通して、子ども達は「環境(自然)」に対する関心や「防災」に対しての意識が高まった。
 上流と下流の川の違い等を知ることができ、上下流間の交流もできた。
 台風(H27年夏)により倒壊した炭小屋の撤去作業に、炭焼きに以前参加したことのある中学生が手伝ってくれ、今までの活動が人材育成につながっていることを実感した。
リバーチャレンジスクール
 直方川づくり交流会
【事業の内容】
  • 遠賀川から花のプレゼント実施
  • 体験学習「サマースクール」開講
  • バードウォッチング開催
  • 遠賀川河川敷での凧揚げ大会実施 他
【事業の効果】
 リバーチャレンジスクールに参加した子ども達の中には、進学後にYNHCという環境活動グループに入会し、川に関する活動を続けている学生も多い。また、YNHCのメンバーが「世界子ども水フォーラム」の日本代表参加者として継続的に選出されている。
鮭稚魚のふ化・育成・放流活動
 遠賀川源流サケの会
【事業の内容】
  • 鮭のふ化および飼育
  • 鮭稚魚の放流
【事業の効果】
 鮭の稚魚放流活動は徐々に地域に浸透し、遠賀川流域の広い範囲で放流されるようになってきた。そのことにより、H27年12月には遠賀川河口の支流に鮭の回帰が認められた。
 鮭は川が美しくないと帰ってこないことを啓発した結果、遠賀川の環境美化に興味を持つ人が多くなってきた。
乙津川水辺の楽校
 乙津川水辺の楽校運営協議会
【事業の内容】
  • 乙津川周辺の土手や河川敷の清掃活動
  • ボートやカヌーによる河川の浮遊ゴミの清掃活動
  • カヌー教室の開催
【事業の効果】
 清掃活動は実際の美化につながるだけでなく、地域住民が一緒に活動をしてくれるようになった。
 カヌー教室を通して、自然の中で遊ぶ感動体験により、子ども達の健全育成と親子の絆を強めるのに役立っている。
 水辺をフィールドに環境学習を推進
 佐賀県北西部を流れる厳木川から取水する「町切用水」には江戸時代の初期、8基もの水車が稼働していました。こうした「地域の文化と水辺の景観を後世に残そう」と、平成8年に「自然と暮らしを考える研究会」を有志で立ち上げ、水車の復元や田植え前の取付研修などを実施してきました。協会の支援を受けた主な活動としては、厳木川をフィールドに地域の幼稚園児、小中高校生を対象にした体験型の環境学習支援、川の安全教室である夏休みリバースクールの実施などを継続。年間約400名の人々が参加しています。また、河川敷の草刈りや危険物除去を行う環境整備や、全国の環境団体と交流して人材育成と情報収集を進めています。
自然と暮らしを考える研究会
  代表 石盛 信行氏

1つ前のページへもどる
© Copyright 一般社団法人九州地域づくり協会 All Rights Reserved.